あなたがしているのは本当に『コーチング』?それとも『ティーチング』?part1
こんにちは、大井です!
最近、様々なカテゴリの指導現場に顔を出させていただいております!
ユース、ジュニアユース、ジュニア、キッズ…
それぞれの年代で、様々な考え方やトレーニングメソッドなどを持っていらっしゃる指導者の方々にお会いする機会が多く、本当に感謝感謝です!
そんな指導現場を見させていただいてる中で僕はあることに注目しています。
それは、指導者の選手への接し方です!
一体どういうことかと言うと、
その指導者が選手に対して行なっているのは
コーチングなのか、それとも
ティーチングなのか、ということです。
①そもそも、『コーチング』と『ティーチング』の違いって?
コーチングやティーチングは心理学分野でよく使われている言葉です!
サッカー界において『コーチング』という言葉は馴染みが深いかと思います!
しかし、あなたが選手に対して行なっているのは、本当に『コーチング』ですか???
・コーチングとは、
『相手の内側から答えを引き出すこと』
・ティーチングとは、
『相手に答えを教えること』
だと僕の中では解釈しています。
②日本の指導現場の現状
僕が見てきた指導現場は本当に数が少ないので、あまり統計学的なことは言えないのですが…
それでも、特に育成年代の指導現場において『ティーチング』がほとんどを占めていると思います。(それも、質の低いティーチングなので、ただ単に指導者が自分の考えを選手に押し付けているだけになっているケースが非常に多い…)
※ティーチングは知識や経験が少ない選手に対し、新しいことを教える際には非常に有効です!
ティーチングを用いる際は『なぜ』『何を』『どのように』するのかということに注意して、選手に伝えてあげましょう!
③なぜ、ティーチングが頻繁に使われているのか?
原因として、選手と監督の関係性の問題が挙げられます。
これは、選手と指導者の間にコミュニケーションの欠如がある場合に起こりがちな問題です。
「指導者から選手へ、一方通行な『命令』が出され、それに対し選手は何も考えず、ただ言われた通りに実行しているだけ。」
こんな光景を見たことはありませんか?
これでは選手が、指導者からの指示が無ければ動けない『指示待ち人間』になってしまいます。
その結果、どうなると思いますか?
選手は、試合中に問題が起これば、指導者の顔色を伺うようになります。
なぜなら、自分達で考える力がないからです。
次号に続く…
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